稽古を進めて行くうちに、僕にも台本の新しい側面が見えてくることがあります。多くの演出家兼脚本家は言いますが、台本を書いているときの自分と、演出をしているときの自分は違うのです。だから、自分が書いた台本といえども、その正解を引き出せるとは限らないんですね(そもそも演劇に正解なんてのは無いのですが)。
それにしてもみんな早口ですね。僕が言えたことではないですが。
伝えたいこと=情報量が増えれば、それだけ伝える時間も短くせざるを得ません。やはり僕達は、高密度な情報を四六時中受け取っている毎日のようです。
この台本は、なんだかそういうものではないように思います。言葉を、その言葉の意味そのものとして扱うのは、僕にとって新しいことのように思えるのです。
東京は未だ、ごちゃごちゃいしています。スーパーでは買占めを防ぐために、「おひとり様○個まで」なんて張り紙がよく見られますし、野菜の値段も上がっています。いろいろ大変です。
早く暖かくなるといいですね。お互いに。
明日は花見です。おそらく、極寒でしょう。防寒、防寒っと。
でわでわ。